ふと耳に入る心地よいメロディ。お気に入りのカフェで流れる洗練された歌声。センスの良い空間に、いつも素敵な音楽が寄り添っているのを感じませんか?
実は、おしゃれな空間づくりの重要な要素として、BGMの選曲は大きな役割を果たしています。ハイセンスな洋楽は、日常のワンシーンを映画のような特別な瞬間に変える効果を持っていますよね!
そこで、今回は朝のメイクタイムに流すプレイリスト、友人とのホームパーティーで流すBGM、カフェでの読書タイムに聴きたい曲...。そんな様々なシーンで使える、オシャレでセンスの良い洋楽を厳選してご紹介します。
男性アーティストのメロウな歌声から、女性アーティストの澄み切った美声まで。あなたの毎日をより素敵に彩る21曲をお届けします。ぜひ、お気に入りの1曲を見つけてください♪
男性アーティスト楽曲
洗練された感性と心地よいメロディが特徴的な男性アーティストの楽曲をご紹介!時代を象徴するような大ヒット曲から、音楽通の間で密かな人気を誇るインディー系の珠玉の名曲まで、幅広いセレクションでお届けします。
Harry Styles - As It Was
2022年、Harry Stylesの3rdアルバム「Harry's House」からリリースされた本作は、瞬く間に全世界を魅了しました。Spotifyでは1日あたりの再生回数記録を更新し、ビルボードHot100で15週連続1位を獲得。
80年代シンセポップを彷彿とさせるアップテンポなサウンドと、孤独や変化への不安を歌った深い歌詞の対比が印象的です。「自分らしさを失わないように」という想いを込めて制作されたという本曲は、SNSでも"追憶と希望の歌"として話題に。特にサビの「You know it's not the same as it was」というフレーズは、哲学的で素敵ですね。
Tom Misch - Lost in Paris
ロンドン出身のマルチプレイヤー、Tom Mischが2020年のアルバム「What Kinda Music」で発表した一曲。ジャズギターとエレクトロニックサウンドが絶妙に融合した洗練された音作りが特徴です。
パリでの音楽制作中に、予期せぬトラブルで楽器や機材を失いながらも、その経験をポジティブに昇華させて生まれた楽曲というエピソードも。インディーミュージックファンに大人気な「現代のネオソウル」
Daniel Caesar - Get You (feat. Kali Uchis)
デビューアルバム「Freudian」に収録された本作は、Daniel Caesarの代表作として知られています。甘美なR&Bサウンドと詩的な歌詞で、理想の愛を描いた珠玉のラブソング。
Kali Uchisとのハーモニーも絶妙です。YouTubeで1億回以上の再生を記録し、ソウルミュージックの傑作となりました。制作のきっかけは「完璧な人に出会えた時の気持ち」を表現したかったとCaesarは語っています。
Rex Orange County - AMAZING
4thアルバム「WHO CARES?」からのリード曲として発表された本作は、前向きなメッセージと爽やかなメロディが特徴。
Tyler, The Creatorも認めた彼の才能が遺憾なく発揮された一曲です。アムステルダムでの制作期間中、コロナ禍での不安を希望に変えたいという想いを込めて作られました。特にコーラスワークの素晴らしさは、軍を抜いています!
Beach House - Space Song
アルバム「Depression Cherry」に収録された本作は、夢のような浮遊感のあるサウンドスケープが印象的。Victoria LegrandとAlex Scallyによるデュオ、Beach Houseの代表作として、今なお多くのファンに愛され続けています。
宇宙を漂うような幻想的なシンセサウンドは、まるで映画のサウンドトラックのような世界観。近年TikTokでも注目を集め、新たな層のリスナーを魅了しています。
Matt Maltese - Mystery
イギリスの新鋭シンガーソングライター、Matt Malteseが3rdアルバム「Good Morning It's Now Tomorrow」で発表した楽曲。ビートルズを思わせるメロディアスな展開と、現代的なサウンドプロダクションが見事に調和していますね〜。
自身の失恋経験から生まれた本曲は、皮肉めいた歌詞と温かみのあるアレンジのコントラストが絶妙。インディーロック界でも、最も期待される新人と言えるでしょう。
女性アーティスト楽曲
個性的な音楽性と、深い感情表現が魅力の女性アーティストたち。メジャーシーンからアンダーグラウンドまで、様々な魅力を持つ6曲をセレクトしました。
Jorja Smith - Blue Lights
デビューアルバム「Lost & Found」に収録された本作は、わずか18歳で書き上げた力作です。イギリスの社会問題を若者の視点から描いた歌詞と、ソウルフルな歌声が見事に調和!
Dizzee Rascalの「Sirens」からのサンプリングも効果的に使用されています。制作のきっかけは、地元での警察と若者の関係性について書いた学校の課題だったという興味深いエピソードも。YouTubeで5000万回以上の再生を記録し、BBCのSound of 2017にノミネート。「現代の社会派R&B」ですがサウンドはとってもオシャレ♪
Jessica Pratt - This Time Around
3rdアルバム「Quiet Signs」からの一曲。60年代フォークを想起させるような温かみのある録音と、独特の声質が織りなす幻想的な世界観がハートウォーミングですね。
ロサンゼルスの自宅スタジオで、アナログ機材のみを使用して録音されたという本作は、デジタル全盛期だからこそ際立つ魅力を放っています。Pitchforkでは8.2点の高評価を獲得し、「現代のフォークミュージックの至宝」と称されていました。
Snoh Aalegra - I Want You Around
スウェーデン出身のR&B歌手による、アルバム「-Ugh, those feels again」の収録曲。Princeから直々に指導を受けたという彼女の才能が遺憾なく発揮された一曲です。
90年代R&Bを彷彿とさせるメロウなサウンドと、現代的なプロダクションが見事にマッチ。特に美しいストリングスアレンジは、甘美な後味を感じさせてくれます。2020年のSoul Train Music Awardsでは、Best New Artist賞を受賞。
Kate Bush - Running Up That Hill
アルバム「Hounds of Love」の幕開けを飾る名曲。2022年、Netflixドラマ「Stranger Things」での使用をきっかけに、37年の時を経て全世界で大ブレイク。
アート性の高い歌詞と革新的なシンセサイザーサウンドは、今なお色褪せることなく、新世代のリスナーをも魅了しています。当時のイギリスで絶大な人気を誇った本曲は、2022年にはSpotifyで10億回以上のストリーミング再生を記録。Kate Bush自身、「新しい世代に曲が届いて嬉しい」とコメントしています。
Clairo - Sofia
デビューアルバム「Immunity」収録の本作は、ベッドルームポップの代表作として大人気!10代の頃からYouTubeで音楽活動を続けてきた彼女の転機となった楽曲です。
LGBTQコミュニティへの共感を込めて書かれた歌詞と、レトロなギターサウンドが印象的。TikTokでの流行もきっかけに、若いリスナーを中心に支持を獲得。特にDIY精神あふれる制作スタイルは、彼女のオシャレな作風にかかせないアプローチです。
Ravyn Lenae - Skin Tight
アルバム「HYPNOS」からのシングル。Steve Lacyをフィーチャリングに迎え、現代R&Bの新たな可能性を示した一曲です。シカゴ出身の彼女ならではのソウルフルな歌声と、サイケデリックな要素を取り入れたサウンド構築が特徴的。
The Internetのメンバーとの共作で生まれた本曲は、Pitchforkで「Best New Track」に選出。R&Bの未来を感じさせるテイストは、オルタナティブR&Bシーンで大きな注目を集めています。
カフェでも人気!雰囲気作りに使える名曲
心地よい空間を演出する上で、音楽選びは重要な要素。おしゃれなカフェで流れているような、洗練された3曲をピックアップしました。
Men I Trust - Show Me How
カナダ・モントリオール発のインディーバンドによる、アルバム「Oncle Jazz」からの一曲。ドリーミーなシンセサウンドと、Emma Proulxのウィスパーボーカルが織りなす癒やしの空間が特徴です。
自宅のホームスタジオで丁寧に作り込まれた本作は、ローファイミュージックの新境地として注目を集めました。まるで夕暮れ時のカフェで聴くような心地よさはバンドの代名詞に。特筆すべきは、メジャーレーベルからのオファーを断り、DIYスピリットを貫いているという姿勢です。
Pitchforkでは「現代のドリームポップを代表する作品」として高い評価を獲得。YouTube上では4000万回以上の再生を記録!この曲を聴くと、時間がゆっくり流れているように感じますね。
HONNE - Day 1
ロンドンのエレクトロニックデュオによる、アルバム「Love Me / Love Me Not」の収録曲。都会的なR&Bサウンドと、アナログシンセの温かみが絶妙にブレンドされた、モダンなラブソングです。
メンバーのAndy Clutterbuckは「朝のカフェで偶然聴いた80年代の曲からインスピレーションを受けた」と語っています。実際、80年代のシティポップを彷彿とさせるサウンドメイクは、一周まわって新鮮さすら感じます。
Spotifyでは5000万回以上のストリーミング再生を記録。特に日本での人気が高く、カフェのBGMとしても頻繁に使用されています。朝の準備が楽しくなる曲♪
Aldous Harding - The Barrel
ニュージーランド出身のシンガーソングライターによる、アルバム「Designer」のリードシングル。エキセントリックな歌唱とミニマルな楽器編成が生み出す独特の世界観は、アートギャラリーのようなカフェにぴったりの一曲です。
制作は著名プロデューサーのJohn Parishが手掛け、フォークミュージックの伝統を現代的に解釈した斬新なアプローチが話題に。特に印象的なミュージックビデオは、各国の音楽メディアでも絶賛されていました。
The Guardianでは5つ星満点の評価を獲得し、2019年最高のアートポップ作品の一つとして名を刻みました。空間の質を高めてくれる稀有な楽曲なので、アンビエントな雰囲気作りに最適!
インスタ映えする演出に!BGMとして使いたい楽曲
SNSでの空間演出には、トレンド感のある楽曲選びも重要!ここでは写真や動画の雰囲気を一段と引き立てる、3曲をセレクトしました。
Miley Cyrus - Flowers
アルバム「Endless Summer Vacation」のリードシングルとして発表された本作は、2023年を代表するメガヒット曲となりました。70年代ディスコとモダンポップを融合させた爽快なサウンドと、自己肯定感溢れる歌詞にもご注目。
制作背景には、元夫との関係性をポジティブに昇華させたというエピソードが。特にGloria Gaynorの「I Will Survive」を彷彿とさせるメッセージ性の高い歌詞は、世界中のリスナーの心を鷲掴みにしました
Spotifyで史上最速で10億回再生を達成し、54の国と地域で1位を記録。特にInstagramのリール機能では、「セルフケア」や「自分磨き」動画のBGMとして爆発的な人気を集めています。この曲を聴くと自信が湧いてくる気がしますね!
Still Woozy - Goodie Bag
カリフォルニア出身のSven Gamsky率いるプロジェクト、Still Woozyの代表作。ベッドルームで制作された本曲は、サイケデリックなギターサウンドとグルーヴィーなビートが織りなす、夢のような空間を作り出します。
自身の不安や期待を曖昧な歌詞で表現したという本作は、特にアート系のコンテンツクリエイターから絶大な支持を獲得。手作り感のある音作りと、洗練されたプロダクションの絶妙なバランスは、多くのミュージシャンからも称賛されています。
当初はSoundCloudでひっそりとリリースされた楽曲でしたが、口コミで徐々に人気が拡大。写真加工や動画編集時のBGMとしても重宝されています。
Calvin Harris & Dua Lipa - One Kiss
UKダンスミュージックの重鎮とポップスターの強力タッグによる本作は、90年代ハウスミュージックへのオマージュとして制作されました。夏の解放感を思わせるトロピカルなサウンドと、Dua Lipaの艶のある歌声が見事にマッチしています。
Calvin Harrisは「イビザ島でのパーティーシーンを想像しながら作った」と語っており、まさにインスタ映えするパーティーシーンにぴったりの一曲に仕上がっていますね!
イギリスのシングルチャートで8週連続1位を獲得し、YouTube再生回数はもうすぐ10億回を突破しそうな勢い。「パーティー感が出せる最高の1曲です。
センスがいい選曲で差をつける!シーン毎に合わせたい1曲
音楽通を唸らせる選曲は、空間の質を大きく高めます。時代を超えて愛される名曲から、現代の洗練された楽曲まで、3つの異なる魅力を持つ楽曲をセレクトしました。
Roxy Music - More Than This
アルバム「Avalon」の収録曲であり、Roxy Musicの最後の傑作とも言われる名曲です。アートロックの先駆者として知られる彼らの集大成とも言える本作は、洗練されたサウンドスケープと叙情的なメロディに乗せるBryan Ferryの艶のある歌声、深い余韻を残すアレンジメントは、40年以上経った今でも色褪せることがありません。
制作は、バハマのコンパス・ポイント・スタジオで行われ、カリブ海の穏やかな空気感が楽曲に見事に反映されています。イントロのシンセサイザーとギターの絡み合いは斬新!
ビルボードHot 100で上位にランクインし、後にBill Murrayが主演の映画「Lost in Translation」でのカラオケシーンでも使用され、新たな文脈で再評価されています。ディナーパーティーの締めくくりに最適なチョイスです。
Japanese Breakfast - Be Sweet
Michelle Zaunerが率いるプロジェクト、Japanese Breakfastの3rdアルバム「Jubilee」からのリードシングル。80年代シティポップを想起させるポップなサウンドと、現代的なインディーロックが見事に融合しています。
本作は、それまでの作風であった親との死別をテーマにした内容から一転、希望に満ちた楽曲として生まれ変わりました。Zauner自身が「ジャネット・ジャクソンとThe Cardigansに影響を受けた」と語るように、ダンサブルなビートと切なげなメロディの組み合わせが絶妙ですね〜。
Pitchforkでは8.0という高評価を獲得し、「2021年のベスト・インディーポップ」として各メディアで取り上げられました。パーティーシーンを盛り上げる秘密兵器として使える1曲です(笑)
Charlie Puth - Light Switch
アルバム「CHARLIE」のリードシングルとして発表された本作は、TikTokでの制作過程の公開という斬新な手法で話題を呼びました。80年代のシンセポップを現代的に解釈した楽曲で、特徴的なスイッチ音のサンプリングとキャッチーなメロディが印象的です。
制作時に、実際の電気スイッチの音をサンプリングしたことや、メロディの着想を得てからわずか数時間で基本構造を完成させたというエピソードも。Puthの完璧主義的な音楽性が遺憾なく発揮された一曲です。
世界的なヒットを記録し、Spotifyでは5億回以上のストリーミング再生を達成。「朝の目覚めプレイリストの定番」でしょう!
オシャレな洋楽で毎日をもっと特別に!おすすめの楽しみ方
音楽には、私たちの日常を特別な空間へと変える力があります。今回ご紹介した21曲は、そんな魔法のような瞬間を演出してくれる珠玉の楽曲たち。最後に、今回の楽曲をより深く楽しむためのアイデアをお伝えします。
朝のルーティンを彩る
一日の始まりこそ、音楽で気分を上げたいもの。爽やかなポップチューンが、朝の準備タイムを心地よく演出してくれます。メイクや着替えのタイミングに合わせて、アップテンポな曲を流すのがおすすめ。明るい歌声と共に始まる朝は、きっと特別なものになるはずです。
カフェタイムを特別に
休日のカフェでの読書タイムには、ゆったりとしたインディーミュージックを。静かに流れる音楽と、お気に入りの一杯が織りなす贅沢な時間。まるでヨーロッパの街角にあるカフェにいるような、洗練された雰囲気を楽しめます。
夜の食事を演出
ディナータイムには、大人の余韻が漂うメロウな楽曲を。ワインと共に流れる洗練された音楽は、普段の食事を特別なものに変えてくれるはず。ソウルフルな歌声やジャジーなサウンドが、食事の時間をより豊かにしてくれます。
写真・動画撮影のお供に
SNSでの投稿を考えているなら、トレンド感のある現代的なポップスを。音楽が持つ世界観が、あなたの写真や動画をより魅力的に演出してくれます。特にパーティーシーンや日常の一コマには、リズミカルな楽曲がぴったり!
創造的な作業のBGMに
デスクワークや制作活動には、インディーロックやオルタナティブR&Bを。適度な心地よさと、クリエイティブな刺激を与えてくれる楽曲たちが、あなたの作業をサポート!歌詞に集中しすぎない、絶妙なバランスの曲選びがポイントです。
大切なのは、「その瞬間」にふさわしい一曲を選ぶこと。時には懐かしい名曲を、時には最新のトレンド曲を。そして何より、音楽を「感じる」時間を大切にしてください。
素敵な音楽との出会いが、あなたの毎日をより特別なものにしてくれることを願っています♪