60年以上もの歴史を誇る不朽のロックバンド、ローリング・ストーンズ。
"(I Can't Get No) Satisfaction"や"Paint It Black"など、クラシック・ロックの名曲の数々を生み出してきましたが、21世紀に入った今なお第一線で活躍を続け、2023年にはニューアルバム「Hackney Diamonds」をリリース。「キース・リチャーズやミック・ジャガーって何歳?」「今後も活動は続くの?」といった声も多く聞かれます。
そこで今回は、伝説のバンド"The Rolling Stones"の歴史とメンバーについて、その魅力に迫っていきましょう。
ローリング・ストーンズのメンバーを紹介(年齢・身長・若い頃・現在)
ミック・ジャガー / Mick Jagger(ボーカル)
項目 | 詳細 |
---|---|
出生名・本名 | サー・マイケル・フィリップ・ジャガー(Sir Michael Philip Jagger) |
担当楽器 | ボーカル、ハーモニカ、ギター、パーカッション |
身長・体重 | 178cm・70kg前後 |
出身地 | イギリス・ケント州ダートフォード |
学歴 | ダートフォード・グラマースクール卒業ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス中退 |
血液型 | 公表されていない |
星座 | 獅子座 |
生年月日と年齢
1943年7月26日生まれの81歳。ロンドン郊外のダートフォードで誕生。現在も衰えを知らない圧倒的なパフォーマンスで、「年齢は数字に過ぎない」ことを体現し続けている。
生い立ち:幼少期〜若い頃
体育教師の父と保守的な家庭環境で育つも、幼い頃からアメリカのブルースやR&Bに魅了される。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスに進学するが、音楽への情熱が勝り中退。幼なじみのキース・リチャーズとプラットフォームで再会したことをきっかけに、バンド結成へと運命が動き出す。
Rolling Stonesでの役割や存在感
独特の唇と官能的な歌声、そしてステージ上の猫のような妖艶な動きで「リップス(The Lips)」の愛称を持つ。作詞作曲の才能も抜群で、"(I Can't Get No) Satisfaction"や"Jumpin' Jack Flash"など、ストーンズの代表曲の多くを手掛ける。ただのフロントマンではなく、バンドの方向性やビジネス面でも強いリーダーシップを発揮。
ソロ名義での活動について
1985年にソロデビュー。"Just Another Night"などのヒット曲を生み出す。デヴィッド・ボウイとのデュエット"Dancing in the Street"も話題に。ストーンズの活動と並行して、自身のアーティスト性を追求し続けている。
家族について
8人の子供を持つ父親としても知られる。最年長の長女カリーは1971年生まれ、最年少の息子デヴロー(母:メラニー・ハムリック)は2016年生まれ。4度の結婚と数々の恋愛遍歴は、ロックスターの象徴として世界中のメディアを賑わせてきた。
その他、逸話や伝説など
- 自身のフィットネスルーティンは伝説的。毎日8km走り、キックボクシングやヨガもこなす。
- 2019年に心臓手術を受けるも、わずか3ヶ月後にはツアーに復帰。その回復力は医師たちを驚かせた。
- エリザベス女王からナイトの称号を授与されることを辞退したことでも話題に。
- 財務管理の才能も持ち合わせており、その資産運用手腕は「ロック界最高の企業家」と評される。
- 老いを感じさせない圧倒的なパフォーマンスは「ジャガー・ムーブス」と呼ばれ、多くのアーティストに影響を与えている。
キース・リチャーズ / Keith Richards(ギター)
項目 | 詳細 |
---|---|
出生名・本名 | キース・リチャーズ(Keith Richards) |
担当楽器 | ギター、ボーカル、ベース、キーボード |
身長・体重 | 174cm・68kg前後 |
出身地 | イギリス・ケント州ダートフォード |
学歴 | ダートフォード・テクニカル・ハイスクール シドカップ・アート・カレッジ(現在のラベンズボーン・カレッジ)中退 |
血液型 | 公表されていない |
星座 | 射手座 |
愛称 | キーフ(Keef)、ヒューマンリフ(The Human Riff) |
生年月日と年齢
1943年12月18日生まれの80歳。ミック・ジャガーと同じくイギリス・ケント州ダートフォード出身。「ロック界の永遠の生ける化石」と称され、その生命力は音楽界の伝説となっている。
生い立ち:幼少期〜若い頃
音楽一家に生まれ、祖父のジデオンから初めてギターを習う。幼い頃は教会の聖歌隊で歌い、音楽の基礎を身につける。学生時代の親友ミック・ジャガーとの再会が、ロック史に残る伝説的なギタリストとしての人生の始まりとなった。
Rolling Stonesでの役割や存在感
独特のオープンGチューニングと唸るようなリフで「キースのサウンド」を確立。"Start Me Up"や"Brown Sugar"など、ストーンズの代表曲の多くで印象的なギターリフを生み出す。作曲面でもミック・ジャガーとの強力なソングライティング・パートナーシップを築き、バンドの音楽性を支え続けている。
ソロ名義での活動について
1988年にソロアルバム『Talk Is Cheap』でデビュー。自身のバンド「X-Pensive Winos」を率いて、ストーンズとは異なるルーツ色の強い音楽性を追求。2015年のソロアルバム『Crosseyed Heart』まで、独自の音楽世界を展開している。
家族について
1983年にモデルのパティ・ハンセンと結婚し、現在も安定した結婚生活を送る。二人の娘(セオドラ・メラニーとアレクサンドラ・ニコール)と息子のマーロンがおり、家族を大切にする一面も。前妻アニタ・パレンバーグとの間にも3人の子供がいる。
その他、逸話や伝説など
- 数々の危険な薬物使用と逮捕歴は「9本の命を持つ男」としての伝説を生む
- 1998年、自宅の図書館で脚立から転落し頭蓋骨にヒビが入るも奇跡的に回復
- パイレーツ・オブ・カリビアンでジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのモデルの一人
- 2020年、アルコールをほぼ断ち、健康的な生活を送ることを宣言
- 自叙伝『Life』は世界的ベストセラーとなり、その赤裸々な告白は話題に
- ギター・マガジン誌の「史上最高のリフメイカー」に選出
- 愛用のフェンダー・テレキャスターは「ミカウバー」と呼ばれ、ギター界の聖器として知られる
ロン・ウッド / Ronnie Wood(ギター)
項目 | 詳細 |
---|---|
出生名・本名 | ロナルド・デイビッド・ウッド(Ronald David Wood) |
担当楽器 | ギター、ベース、ドラムス、スライドギター、ペダルスティール |
身長・体重 | 175cm・65kg前後 |
出身地 | イギリス・ロンドン・ヒリンドン地区 |
学歴 | イーリング・アート・カレッジ(現在のウエスト・ロンドン・カレッジ)卒業 |
血液型 | 公表されていない |
星座 | 双子座 |
愛称 | ロニー(Ronnie)、ウッディ(Woody) |
特技 | 絵画、イラスト(美術作品は世界的に評価されている) |
生年月日と年齢
1947年6月1日生まれの76歳。ロンドンのヒリンドン地区出身。ストーンズの正式メンバーの中では最年少ながら、50年近くバンドを支え続けている。
生い立ち:幼少期〜若い頃
水上生活者(バージー)の家系に生まれ、芸術的な家庭環境で育つ。幼い頃から絵画の才能を発揮し、イーリング・アート・カレッジでグラフィックデザインを学ぶ。10代でR&Bバンド「The Birds」でキャリアをスタート。その後、ジェフ・ベックやロッド・スチュワートと「The Jeff Beck Group」「Faces」で活躍。
Rolling Stonesでの役割や存在感
1975年、ミック・テイラーの後任として加入。キース・リチャーズとの「編み合わせギター」で知られる独特のツイン・ギター・サウンドを確立。技術的な実力はもちろん、バンド内の「潤滑油」的な存在として、メンバー間の調和にも貢献している。
ソロ名義での活動について
1974年のソロデビュー作『I've Got My Own Album to Do』以降、個性的なソロ作品を発表。2010年代以降も『I Feel Like Playing』(2010)や『Mr. Luck – A Tribute to Jimmy Reed: Live at the Royal Albert Hall』(2021)などをリリース。ロッド・スチュワートとの「Faces」再結成ライブにも参加。
家族について
2012年にサリー・ハンフリーズと結婚。2016年に双子の娘(グレイスとアリス)が誕生し、70歳での父親となったことで話題に。前の結婚でも4人の子供がおり、大家族の父として知られる。
その他、逸話や伝説など
- アーティストとしても高い評価を受け、肖像画や風景画を数多く手掛ける
- 2017年に肺がんを克服、2019年には2度目の肺がんも克服し、その強靭な精神力を見せつける
- 長年のアルコール依存症を克服し、2010年以降は禁酒を継続
- キース・リチャーズとの深い友情は「グリマー・ツインズ」(Glimmer Twins)と呼ばれる
- 自身のアート作品をNFTとしてリリースするなど、新しい表現方法にも積極的
- BBCラジオでの番組司会も務め、多彩な才能を発揮
- 2016年には4人目の妻サリーとの間に双子の女児が誕生し、70歳での父親となる
スティーヴ・ジョーダン / Steve Jordan(ドラム)※サポートメンバー
項目 | 詳細 |
---|---|
出生名・本名 | スティーヴン・ジョーダン(Stephen Jordan) |
担当楽器 | ドラムス、パーカッション、ベース、ギター、キーボード |
身長・体重 | 173cm・70kg前後 |
出身地 | アメリカ・ニューヨーク・ブロンクス区 |
学歴 | ニューヨーク高校音楽芸術学校(High School of Music & Art)卒業 |
血液型 | 公表されていない |
星座 | 山羊座 |
主な受賞歴 | グラミー賞4回受賞(プロデューサーとして) |
特記事項 | ・チャーリー・ワッツの後継ドラマーとして2021年から正式サポートメンバー ・キース・リチャーズのソロバンド「X-Pensive Winos」の元メンバー ・著名プロデューサーとしても活動 |
生年月日と年齢
1957年1月14日生まれの67歳。ニューヨークのブロンクス出身。2021年8月のチャーリー・ワッツ逝去後、ストーンズの正式サポートドラマーとして活動している。
生い立ち:幼少期〜若い頃
11歳でドラムを始め、ニューヨークの高校音楽芸術学校(通称:Music & Art)で正統的な音楽教育を受ける。10代後半からプロとして活動を開始し、「Saturday Night Live」のハウスバンドメンバーとして頭角を現す。
Rolling Stonesでの役割や存在感
2021年以前から、キース・リチャーズのソロバンド「X-Pensive Winos」のメンバーとしてストーンズと関わりを持つ。チャーリー・ワッツの後任として、その伝統的なグルーヴを継承しながらも、自身の現代的な解釈を加えた演奏で評価を得ている。チャーリーの推薦により、病気療養中の代役、そして後任として抜擢された。
ソロ名義での活動について
プロデューサーとしても著名で、ジョン・メイヤー、キース・リチャーズ、ロバート・クレイなど多くのアーティストのアルバムを手掛ける。「John Mayer Trio」のメンバーとしても活動し、ブルースロック・シーンで重要な存在として知られる。
家族について
妻のメガン・ロズ(Meegan Voss)とともに「The Verbs」というバンドを結成し、音楽活動も共にしている。プライベートは比較的非公開。
その他、逸話や伝説など
- エリック・クラプトン、ブルース・スプリングスティーン、ボブ・ディランなど、錚々たるアーティストとの共演歴を持つ
- グラミー賞4度受賞のプロデューサーとしての顔も持つ
- チャーリー・ワッツから全幅の信頼を得ており、生前から代役として指名されていた
- キース・リチャーズとは35年以上の付き合いがあり、息の合った演奏が特徴
- ドラムスだけでなく、ベース、ギター、キーボードなどマルチプレイヤーとしての才能も持つ
- 音楽理論に精通し、アレンジャーとしても高い評価を受けている
- 2021年のツアーでは、チャーリー・ワッツへの追悼を込めた演奏で観客を魅了
旧メンバーのプロフィール
チャーリー・ワッツ / Charlie Watts(ドラム)
「ジェントルマン・ドラマー」の異名を持つ、58年間ストーンズのビートを支え続けた重鎮。ジャズドラマーとしての確かな技術と洗練された演奏スタイルで、R&Bベースのロックンロールを昇華させた。普段は控えめな性格で、派手なロックスター的生活とは一線を画し、妻シャーリーとの堅実な結婚生活と骨董品収集を愛した。2021年の死去まで一度も練習を休まなかったという職人気質と、バンドへの献身は伝説となっている。
ブライアン・ジョーンズ / Brian Jones(ギター、マルチ楽器)
ストーンズの創設者にして、バンドの名付け親。マルチ楽器奏者として、シタールやマリンバなど様々な楽器を演奏し、初期ストーンズのサウンドに独特の色彩を加えた。ブルースへの深い造詣と革新的な音楽性で、バンドの方向性を決定づけた。しかし、次第にミック・ジャガーとキース・リチャーズの台頭により影響力が低下。薬物依存や精神的問題に苦しみ、27歳で早世。その才能と悲劇的な最期は、ロック史に大きな影を落としている。
イアン・スチュワート / Ian Stewart(ピアノ)
「6人目のストーン」として知られる影の立役者。正式メンバーから外れた後も、キーボーディストとしてバンドを支え続けた。ロードマネージャーとしても活躍し、その誠実な人柄とブギウギピアノの名手としての実力は、メンバー全員から尊敬を集めた。1985年の急逝後、ストーンズは「イアンなしではバンドは存在しなかった」と語り、その功績を讃えている。
ビル・ワイマン / Bill Wyman(ベース)
31年間、ストーンズの「静かなる番人」として活躍したベーシスト。確実無比なプレイと、ジャガー&リチャーズの曲作りを下支えする安定感は、バンドの土台となった。考古学や写真撮影にも造詣が深く、バンドの公式記録係としても重要な役割を果たす。1993年に脱退後も、自身のバンド「Rhythm Kings」で音楽活動を継続。2023年に87歳で他界するまで、ストーンズの生き証人として活動した。
ミック・テイラー / Mick Taylor(ギター)
ブライアン・ジョーンズの後任として19歳で加入。『Sticky Fingers』『Exile on Main St.』など、ストーンズの黄金期を支えた天才ギタリスト。ブルースに根ざした流麗なリードプレイと、キース・リチャーズとの絶妙なギターアンサンブルは、多くの名曲に彩りを添えた。1974年に脱退後もソロ活動を展開し、時折ストーンズのゲスト出演で存在感を示している。
The Rolling Stones(ローリング・ストーンズ)とは?
誕生秘話:1962年のブルースバンドから世界的ロックバンドへ
1961年、ダートフォード駅のプラットフォームで再会した幼なじみのミック・ジャガーとキース・リチャーズ。互いのブルースレコード・コレクションを話題に意気投合し、ブルース好きのブライアン・ジョーンズを加えてバンドを結成。バンド名は、マディ・ウォーターズの楽曲「Rollin' Stone」から命名された。チャーリー・ワッツ、ビル・ワイマンが加わり、1962年7月12日、ロンドンのマーキー・クラブで初ライブを実施。「悪魔の音楽」と呼ばれたブルースに魅了された若者たちが集まった。
1960年代:R&Bカバーからオリジナル路線へ
1963年の"Come On"でデビュー。当初はチャック・ベリーなどのR&Bカバーが中心だったが、マネージャーのアンドリュー・ルーグ・オールダムの助言で、ジャガー&リチャーズによるオリジナル曲の制作を開始。1965年の"(I Can't Get No) Satisfaction"で世界的ブレイク。ビートルズの「かわいい」イメージに対し、「ワイルドでセクシー」な対極的存在として注目を集める。1969年、ブライアン・ジョーンズが死去。ミック・テイラーが加入し、新たな時代へ。
1970年代:黄金期到来と世界的スーパーバンドへの進化
『Sticky Fingers』(1971)、『Exile on Main St.』(1972)など、バンド史上最高傑作を連発。ミック・テイラーの流麗なギターとキース・リチャーズの唸るようなリフが織りなす音世界は、ロック史に大きな影響を与えた。1974年、テイラーに代わってロン・ウッドが加入。より強靭なツイン・ギターサウンドを確立。巨大なインフレータブル(空気注入式の人形)を使用した革新的なステージも話題に。
1980-90年代:変化と挑戦の時代
1981年の"Start Me Up"でニューウェイブ時代にも適応する柔軟性を見せる。キース・リチャーズの薬物問題や、ミック・ジャガーのソロ活動による確執も乗り越え、1989年にロック殿堂入り。1993年にビル・ワイマンが脱退するも、"Voodoo Lounge"(1994)で高い評価を得るなど、不死鳥のような復活を遂げる。
2000年代:21世紀も現役最前線
2005年のアルバム『A Bigger Bang』は、古き良きロックンロールの魂を現代に伝えると高評価。2006年のスーパーボウルのハーフタイムショーでは、新旧世代を魅了。ギネス世界記録「最も収益の高いツアー」を更新し続けるなど、その影響力は衰えを知らない。
2020年代:新たな挑戦
2021年、長年のドラマー、チャーリー・ワッツを失うという大きな試練に直面。スティーヴ・ジョーダンを新ドラマーに迎え、2023年には18年ぶりのオリジナルアルバム『Hackney Diamonds』をリリース。レディー・ガガやポール・マッカートニーとのコラボレーションも実現し、60年を超える歴史の中で、なお進化を続けている。
音楽史に刻まれた功績と影響力
グラミー賞生涯功労賞、英国勲章CBEなど、数々の栄誉に輝く。200以上のミリオンセラー、55年以上のバンド活動、世界最高動員数のコンサートなど、あらゆる記録を打ち立てる。「世界最強のロックバンド」として、AC/DC、ガンズ・アンド・ローゼズ、エアロスミスなど、数多のロックバンドに影響を与え続けている。
今後、来日の可能性は?
ローリング・ストーンズの日本公演は1990年から2014年まで計8回実施されており、最後の来日となった2014年の『14 ON FIRE TOUR』では、東京ドームで3日間の公演を行いました。
2023年10月にリリースされた新作『Hackney Diamonds』を携えた世界ツアーの開催が噂されており、日本公演への期待も高まっています。特に、同アルバムの制作に参加したポール・マッカートニーやレディー・ガガとのコラボレーション実現の可能性も、ファンの間で話題となっています!
実際、ミック・ジャガーは2023年のインタビューで「日本のファンには特別な思い入れがある」と語り、キース・リチャーズも「東京での公演は常に特別な経験だった」とコメント。ロン・ウッドも日本の寿司や温泉を愛好していることで知られ、来日への意欲を示しています。
ただし、メンバーの平均年齢は70代後半と高齢であり、長時間のフライトや時差の問題もあることから、以前のような大規模な日本ツアーの実施は難しい可能性もあります...。しかし、最新のテクノロジーを活用したライブストリーミングや、数都市に限定した特別公演など、新しい形での日本のファンとの交流も期待されていますね。
バンド結成から60年以上が経過しても衰えを知らない彼らの情熱を考えれば、形は違えど、必ずや日本のファンとの再会は実現するのではないでしょうか?また、熱狂的なファンは海外ツアーへこちらから出向いてでも今のうちに観ておくべきでしょうね!
まとめ:ストーンズは転がり続ける!
1962年のロンドンで産声を上げたThe Rolling Stonesは、60年以上にわたって「世界最強のロックバンド」として君臨し続けています。ブルースという根幹を守りながら、時代の空気を巧みに取り入れ、常に進化を遂げてきました。
2021年には盟友チャーリー・ワッツを失うという大きな試練を経験しながらも、2023年には18年ぶりの新作『Hackney Diamonds』をリリース。80歳を超えてなお、その創造性は衰えを知りません。ミック・ジャガーの圧倒的なステージパフォーマンス、キース・リチャーズの唸るようなギターリフ、ロン・ウッドの職人的な演奏は、年齢を超越した説得力で観客を魅了し続けています。後期高齢者の身体であの動き、もはや超人の域です!笑
デビュー当時「この先5年も続かないだろう」と言われたバンドは、幾多の試練を乗り越え、メンバーチェンジを経ながらも、ロックンロールの歴史そのものとなりました。The Rolling Stonesという名を冠したバンドは、20世紀から21世紀へと続く文化的アイコンとして、これからも私たちに感動と驚きを届けてくれることでしょう。
「石の上にも三年」ということわざがありますが、彼らは「Rollin' Stones」として60年以上転がり続け、今なお新たな伝説を築き上げています。時代が移り変わっても、その魅力は少しも衰えることも色褪せることはないのです!
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