ドライブのワクワク感を高める大切な要素の一つが、音楽(BGM)の選択です。景色が変わるたび、その瞬間にぴったりな曲が流れると、何気ない道のりも特別な思い出に変わりますよね。
そこで今回は、シチュエーション別にドライブにおすすめの洋楽をご紹介します。爽やかな海沿い、雄大な山道、きらめく夜景…。あなたのドライブプレイリストに、新しいお気に入りの一曲が見つかるかもしれません!
時には懐かしい思い出と共に、時には新しい発見と共に。音楽があなたのドライブをより豊かな体験へと導いてくれるはずです。さぁ、素敵な音楽と共に、素敵な道のりへ出発♪
潮風と共に楽しむ、海岸線ドライブソング
波のリズムと共鳴する5曲をセレクトしました。sunset driveにぴったりな楽曲から、爽やかな朝のドライブまで、シーンに合わせてお楽しみください。
"How Crazy Are You?" - Meja
スウェーデン出身のシンガーソングライター、メイヤによるこの曲は、アルバム『Meja』に収録。リリース直後から世界的な人気を博し、特に日本では多くのファンを魅了しました。澄み渡るような透明感のある歌声と、カラッと乾いた開放的なメロディが特徴で、まさに海岸線ドライブにぴったりの一曲です。
Mejaは「自由に生きることの素晴らしさ」をテーマに、即興的なインスピレーションから曲作りを始めたと語っています。海を見ながらこの曲を聴くと、全てのストレスが波と共に流れていくような気分!
"Perfect Day" - Hoku
『Hoku』による2001年のナンバー。映画『Legally Blonde』の挿入歌としても使用され、ポップでキャッチーなメロディと爽やかな歌声が印象的。
「車の窓を全開にして歌いたくなる」という声が多く、特に女性ドライバーから支持を集めています。
"Do It For Love" - Daryl Hall & John Oates
デュオの16作目のスタジオアルバム『Do It For Love』からの表題曲。80年代に数々のヒット曲を生み出した彼らの、新しい時代における集大成とも言える一曲です。
穏やかでありながら力強いメロディラインと、二人の絶妙なハーモニーが特徴的。このアルバムはビルボードのインディペンデントアルバムチャートで25位を記録し、ベテランデュオの底力を見せつけました。海に沈む夕日を眺めながらのドライブにぴったりの、大人の魅力溢れる楽曲です。
"Island" - The Starting Line
アルバム『Direction』に収録されたこの曲は、ポップパンクバンドThe Starting Lineの新境地を示した一曲!
爽快なギターサウンドとキャッチーなメロディが印象的で、特に日の出とともに走る朝のドライブにマッチします。若さと希望に満ちた楽曲ながら、深い情感も秘めており、実はミドル世代以上の年代にも人気が高いのです。
"Coast" - Hailee Steinfeld
女優としても活躍するHailee Steinfeldによる2022年のシングル。現代的なポップサウンドに、レトロな要素を効果的に織り交ぜた洗練された楽曲。
制作には著名プロデューサーのRyan Tederが参加し、夏の解放感とロマンスを見事に表現しています。海岸線に沿って走る長距離ドライブの伴侶として、最適な一曲ですね。
大自然を駆け抜ける!森林ドライブのBGM
静寂な森の中を駆け抜けるドライブタイムを、心地よく演出してくれる5曲をご紹介します。
"No Such Thing" - John Mayer
アルバム『Room for Squares』からのリードシングル。デビュー作にして、ビルボードHot 100で13位を記録した印象的な一曲です。爽やかなギターサウンドと、Mayerの特徴的なボーカルが織りなす心地よいメロディは、緑豊かな山道ドライブにぴったり。
「人生の可能性」をテーマにした歌詞も、大自然の中で聴くと一層心に響きます。
"Forever Blue" - Swing Out Sister
アルバム『Kaleidoscope World』収録。お洒落なジャズとポップの要素を巧みに融合させた洗練された楽曲で、Corinne Dreweryの透明感のある歌声が印象的です。
山々の景色が移り変わる中、穏やかに流れる時間を演出してくれる一曲。特に早朝のドライブBGMとして最適♪
"When You're Gone" - Richard Marx
アルバム『My Own Best Enemy』からの楽曲。パワフルでありながら繊細でセクシーなMarxの歌声は、山岳地帯の雄大な景色との相性抜群。
週末のワインディングロードを楽しみながら「窓を開けて、清々しい森の空気と共に聴きたい」ナンバー。
"What Am I To You?" - Norah Jones
アルバム『ノラ・ジョーンズ』収録。ジャズとカントリーの要素を含んだこの曲は、Jones特有のスモーキーな歌声と、シンプルながら印象的なWurlitzerエレクトリックピアノの旋律が魅力。
静かな山道を走る際の心地よいBGMとして、多くのドライバーから支持を得ています。Tony Scherrのノスタルジックなギターアプローチも素晴らしい!
"Good Is Good" - Sheryl Crow
アルバム『Wildflower』からのシングル。力強いスライドギターサウンドと、Crowのまだ若くて伸びやかな歌声が特徴的。この曲を作った当時、彼女自身が自然の中での静かな時間を求めていたというエピソードも。
柔らかな木漏れ日の差す森の中で聴くと、曲の持つエネルギーがより一層引き立ちます。
光り輝く街を巡る、ミッドナイトドライブソング
夜の街を彩るネオンの光と共に楽しみたい、洗練された5曲をセレクトしました。
Take Back the Night - Justin Timberlake
アルバム『The 20/20 Experience - 2 of 2』からのシングル。70年代のディスコミュージックからインスピレーションを得たというこの曲は、都会的なグルーヴとスタイリッシュなサウンドが特徴。
ビルボードHot 100で29位を記録し、夜のドライブBGMとして多くのファンから支持を得ています。Timbalandとの共同プロデュースによる洗練されたアレンジも、夜景ドライブを格別なものにしてくれます。
The Fighter - Keith Urban ft. Carrie Underwood
アルバム『Ripcord』収録。いつものキース・アーバンのカントリーポップ枠を超えた現代的なサウンドと、二人の掛け合いが印象的な楽曲です。特にサビの盛り上がりは、夜のハイウェイを走る際の高揚感と見事にマッチ。
Urbanの歌声は田舎風景だけでなく都会サイドにもハマるんですよね〜!
Hit Me - Dirty Loops
“ヒットマン”ことデイヴィッド・フォスターが発掘したスウェーデンの実力派バンドによる、テクニカルかつグルーヴィーな一曲。
トランスフュージョンとポップを融合させた複雑なアレンジと、目まぐるしく展開する楽曲構成は、夜の街並みの移り変わりを音楽で表現したかのよう。専門誌からも高い評価を受け、ミュージシャンからの支持も厚い楽曲です。
Ascension (Don't Ever Wonder) - Maxwell
アルバム『Urban Hang Suite』からのシングル。R&Bの歴史に名を残す名曲として知られ、スムースな歌声とソウルフルなアレンジが魅力な大人のナンバー。
深夜の都市高速をゆったり流す際の心地よいBGMとして、25年以上経った今でも色褪せない魅力を放っています。
Elephant - Carol Duboc
ジャズシーンで高い評価を受けるシンガーソングライター、Carol Dubocによる洗練された一曲。
都会的なジャズアレンジと艶のある歌声は、夜景ドライブにぴったり。シンコペーションの活かし方が秀逸なアレンジはミッドナイトにぴったり!夜空に輝くビル群の中を走る特別な時間に、ぜひプレイリストに加えてみてください。
テンションが上がる!ハイエナジーなドライブ楽曲
アクセルを踏む足が自然と軽くなる、エネルギッシュな5曲をピックアップしました。速度出しすぎ注意!
Ocean Avenue - Yellowcard
2003年リリースのアルバム『Ocean Avenue』からの表題曲。エレクトリックバイオリンを取り入れた独特のサウンドと、疾走感溢れるメロディが中毒性ありです。
ビルボードHot 100で37位を記録し、パンクロックの名曲として一躍スターダムへ。特にサビの盛り上がりは、ドライブ中のテンションを一気に引き上げてくれます。
Blew Up The House - Jonny Lang
ブルースギターの若きヴィルトーゾ、Jonny Langによる2013年の力作。アルバム『Fight For My Soul』収録のこの曲は、彼の卓越したギターテクニックとソウルフルな歌声が見事にマッチ。
じわじわ来る系のグルーヴィーなリズムセクションと共に、ドライブを一層エキサイティングな体験へと導いてくれます。
Right Back Where I Started From - Bryan Adams
アルバム『Room Service』(2004)収録の疾走感溢れる一曲。ブライアン・アダムス特有のハスキーボイスと、パワフルなギターサウンドが印象的です。
「自分の原点に立ち返る」という歌詞テーマと、アップテンポなメロディが見事に調和した楽曲で、ドライブ中の気分を高めてくれます。80年代からのキャリアで培った確かなロックンロール・スピリットと、モダンなサウンドプロダクションが融合した一曲。
Ain't Messin' Round - Gary Clark Jr.
モダンブルースの旗手による2012年の代表曲。アルバム『Blak and Blu』収録。パワフルなギターリフと、力強いホーンセクションが印象的な一曲です。
彼の真骨頂である火に油を注ぐような熱いギターソロは、まさにエンジン全開のドライブシーンにぴったり。グラミー賞を受賞したアーティストの実力が存分に発揮された楽曲です。
Hey Dude - Kula Shaker
1996年にリリースされた、サイケデリックロックの名曲。インドの伝統音楽の要素を取り入れた独特のサウンドと、キャッチーなメロディラインが特徴です。
UKチャートで2位を記録し、ブリットポップシーンで強いインパクトを残しました。エキゾチックなサウンドと力強いファンキービートは、ドライブ中の気分を高揚させてくれること間違いなし!
ドライブにおすすめの洋楽20選:まとめ
音楽には、特別な瞬間を永遠の思い出に変える力があります。
潮風と共に楽しむ海岸線ドライブでは、爽やかな楽曲が、波のリズムと共鳴しながら心地よい時間を演出してくれるでしょう。Mejaの透明感のある歌声は、sunrise driveの伴侶として最高の選択となるはずです。
大自然の中を駆け抜ける森林ドライブには、John MayerやNorah Jonesの楽曲がぴったり。木漏れ日や清々しい空気と共に、彼らの繊細な歌声が心に染み渡ります。Swing Out Sisterの洗練された音色は、山々の雄大な景色をより印象的なものにしてくれるでしょう。
夜景ドライブでは、Justin TimberlakeやMaxwellのアーバンなサウンドが、きらめく街の光と見事にシンクロします。Carol DubocやDirty Loopsによる洗練された楽曲は、夜の街を優雅に彩ってくれることでしょう。
そして時には、Bryan AdamsやYellowcardのようなハイエナジーな楽曲で、ドライブそのものをより刺激的な体験へと昇華させてみるのも良いでしょう。
それぞれのドライブシチュエーションに合わせて選んだ音楽と共に、素敵な道のりをお楽しみください。そして、その瞬間があなたの心に永く刻まれることを願っています。行き先はどこでも構いません。あなたの感性に響く音楽と共に、新しい思い出作りの旅に出かけましょう♪