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必聴!エルトン・ジョンの名曲18選:代表曲からバラードまでタイプ別に厳選

「名曲ベスト18 Elton John 人気・代表曲」と記載したアイキャッチ

七色に輝くキラキラとしたスパンコール、個性的なメガネ、そして魔法のように飛び跳ねるピアノの旋律。半世紀以上にわたり、エルトン・ジョンはポピュラーミュージックシーンの最前線を彩り続けてきました。

3億枚を超える驚異的なアルバム売上を誇る彼の楽曲スタイルは、時代を反映した鋭い切り口の曲や普遍的なテーマまで様々!
甘く切ない恋のバラードから思わず体が揺れ出すロックナンバーまで、その音楽性は驚くほど多彩で、どの曲にも他のアーティストにはない魅力が詰まっています。

ここでは、40曲以上のナンバーワンヒットを生み出してきた“魔術師” エルトン・ジョンの名曲を、タイプ別にたっぷりご紹介します。

誰もが知ってる!エルトン・ジョンの代表曲

エルトン・ジョンの代表曲として真っ先に挙げられるのが、この4曲です。それぞれの楽曲が持つ魅力と歴史的な価値を詳しく見ていきましょう。

Your Song (僕の歌は君の歌)

1970年のリリース当時、わずか20分で書き上げられたという伝説を持つ『Your Song』は、エルトン・ジョンの2枚目のアルバム『Elton John』に収録された楽曲です。

素直な愛の告白を描いた歌詞と、シンプルながら心に染み入るメロディーライン。特に「My gift is my song, and this one's for you(僕の贈り物は歌、そしてこの曲はあなたのために)」というフレーズは、多くの恋人たちの共感を呼びました。US Billboard Hot 100で8位、UKシングルチャートで7位を記録。後にレディー・ガガやエリー・ゴールディングなど、数々のアーティストによってカバーされています。プロポーズの定番ソングとしても、この曲の右に出るものはないでしょう!

Goodbye Yellow Brick Road

1973年、同名アルバムのタイトル曲として発表された本作は、エルトン・ジョンの音楽的な成熟を象徴する完璧すぎる一曲です。

華やかなショービジネスの世界から故郷の田舎町への回帰を歌ったこの楽曲は、意表を突くテンポ展開とコード進行、壮大なオーケストレーションと印象的なファルセットのコーラスが特徴。アルバムは全世界で3,000万枚以上を売り上げ、『Rolling Stone』誌の「歴史上最も偉大な500枚のアルバム」にも選出されています。

「黄色いレンガの道」という象徴的なタイトルは、映画『オズの魔法使い』からインスピレーションを得たとのこと。アレンジの素晴らしさは今聴いても衝撃的!

Tiny Dancer

1971年にリリースされ、アルバム『Madman Across the Water』に収録された本作は、当初の商業的成功は控えめでしたが、2000年の映画『あの頃ペニー・レインと』での使用を機に再評価され、現在では最も愛されるエルトン・ジョン楽曲の一つとなっています。

バーニー・トーピンが作詞を手がけ、ロサンゼルスで出会った女性たちへのオマージュとして書かれました。6分を超える楽曲の構成は、序盤のピアノバラードから徐々にバンドが加わり、感動的なクライマックスへと展開していく壮大な音楽絵巻!車の中で大声で歌いたくなる名曲ですね。

Rocket Man

1972年、アルバム『Honky Château』からのシングルカットとして発表された本作は、宇宙飛行士の孤独を歌った楽曲です。

デヴィッド・ボウイの『Space Oddity』と度々比較されますが、より人間的で感情豊かなアプローチが特徴です。当時のスペースレースを背景に、仕事と家族の間で揺れる現代人の姿を象徴的に描き出しました。US Billboard Hot 100で6位、UKシングルチャートで2位を記録。

2019年の伝記映画『Rocketman』のタイトルとしても採用され、エルトン・ジョンの代名詞的な楽曲となっています。「父から息子へと受け継がれる一曲」と言われるほどファンにも人気の高いナンバーです。

琴線に触れる!珠玉のバラード曲

エルトン・ジョンの音楽的才能が最も輝くのが、心の琴線に触れるバラード曲です。彼の透明感たっぷりな歌声と巧みなピアノが織りなす物語は唯一無二の美しさ!

Can You Feel the Love Tonight

1994年、ディズニー映画『ライオン・キング』のラブソングとして製作された本作は、アカデミー賞とグラミー賞を受賞。

アルバム『The Lion King』に収録され、US Billboard Hot 100で4位、UKシングルチャートで9位を記録しました。ティモンとプンバァのコミカルなシーンから一転、シンバとナラの恋を印象的に描写する曲として、エルトン・ジョンは従来の作風を大きく変化させています。初めて恋をした時の気持ちを思い出すようなロマンティックなバラードナンバー!

思いっきりアンビエントを効かせた奥行きあるサウンド作りも曲の世界観をさらに大きくしています。

Sorry Seems to Be the Hardest Word

1976年、アルバム『Blue Moves』からリリースされた本作は、失恋の痛みを率直に歌い上げたマイナー(短調)バラードの秀作です。

「Sorry seems to be the hardest word(ごめんなさいが一番言えない言葉)」というフレーズは、関係修復の難しさを象徴的に表現。UKシングルチャートで11位を記録し、後にブルー(Blue)とのデュエットバージョンでも話題を呼びました。シンプルなピアノの旋律と共に、エルトン・ジョンの感情の機微を捉えた歌唱が心を打ちます。失恋の痛みが歌に昇華されている好例のひとつ!

Sacrifice

1989年、アルバム『Sleeping with the Past』からの本作は、エルトン・ジョンにとって記念すべき初のUKソロ1位シングルとなりました。

結婚生活の崩壊を描いた歌詞は、バーニー・トーピンの実体験から生まれたと言われています。シンセサイザーを効果的に使用した80年代後期のグラッシーなサウンドと、洗練されたメロディーラインが特徴。ある意味、大人の恋愛ソングとして心に刺さった人も多いのでは?

Daniel

1973年、アルバム『Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player』からシングルカットされた本作は、ベトナム戦争から帰還した兄への想いを綴った感動的な楽曲です。

相棒であるバーニー・トーピンは、当時のニュースに触発されてこの歌詞を書き上げたと語っています。US Billboard Hot 100で2位、UKシングルチャートで4位という高い評価を得ました。優しく語りかけるようなヴォーカルと、印象的なコーラスワークが軽やかなトラックを埋め尽くしていきます。兄弟愛や家族愛を感じさせる名曲として今も色褪せない魅力を放っています。

口ずさみたくなる!キャッチーなポップソング

70年代から80年代にかけて、エルトン・ジョンは数々の魅力的なポップチューンを続々と生み出してきました。キャッチーなメロディーと脳裏に残る印象的なフレーズの数々をご紹介します。

Crocodile Rock

1972年、アルバム『Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player』からリリースされた本作は、エルトン・ジョンにとって初のUS Billboard Hot 100首位となった記念碑的な楽曲。

50年代のロックンロール黄金期へのオマージュとして作られ、ファルセットのコーラスと軽快なピアノリフが特徴的。「ラ・ラ・ラ・ラ・ラ♪」というキャッチーなコーラスは、ライブでは必ず観客と一体となって歌われる人気パートとなっています。当時を知る世代かは「青春時代を思い出す」、若い世代からは「レトロな雰囲気が逆に新鮮」という感じでしょうね!

I'm Still Standing

1983年、アルバム『Too Low for Zero』から発表された本作は、80年代のエルトン・ジョンの代表作として知られています。

挫折や困難を乗り越えて立ち上がる強さを歌った歌詞と、アップテンポなリズムが見事にマッチ!MTVで話題となったカラフルなミュージックビデオも人気を博し、UKシングルチャートで4位にランクイン。2019年の伝記映画『Rocketman』でも印象的なシーンで使用され、新たな世代のファンを獲得しました。洋楽好きからは「カラオケの定番ソング」としても人気を集めています。

Philadelphia Freedom

1975年にシングルとしてリリースされた本作は、当時世界的に活躍していたテニスプレイヤー、ビリー・ジーン・キングへの賛辞として書かれました。

フィラデルフィアを本拠地とするキングの率いるテニスチーム「フィラデルフィア・フリーダムズ」にちなんで命名され、70年代ソウルミュージックの影響を色濃く受けたサウンドが特徴です。US Billboard Hot 100で1位を獲得し、その後『Captain Fantastic and the Brown Dirt Cowboy』のシングルB面としても収録されました。アレンジもゴージャス!

思わずカラダが動き出す!ロックな曲

エルトン・ジョンの音楽性の中で意外にも際立つのが、圧倒的なエネルギーを放つロックナンバーです。ピアノマンの枠を超えた激しめのサウンドと、パワフルなヴォーカルをお楽しみください。

Saturday Night's Alright for Fighting

1973年、アルバム『Goodbye Yellow Brick Road』からの本作は、エルトン・ジョンの楽曲の中でも最もハードな一面を見せる傑作です。

バーニー・トーピンが10代の頃に通っていたパブでの喧嘩を題材に書かれた歌詞と、アグレッシブで歪んだギターリフが特徴。UKシングルチャートで7位を記録し、後にニッケルバックやクイーンズライクなどのロックバンドにカバーされるほどの影響力を持ちました。ライブでは観客が一斉にジャンプする定番曲として知られ、このイントロを聴くだけで血が騒ぐ人も多い!

Bennie and the Jets

1973年、同じく『Goodbye Yellow Brick Road』に収録された本作は、スタジアムロックとR&Bが融合した独特なサウンドが特徴です。

架空のバンド「Bennie and the Jets」を題材に、70年代のグラムロックシーンを風刺的に描写。実際のライブ録音を加工して作られた観客の歓声や、特徴的なピアノリフが印象的です。US Billboard Hot 100で1位を獲得し、特にアフリカ系アメリカ人コミュニティで大きな支持を得ました。未来的なサウンドが革新的なピアノロックの金字塔!

The Bitch Is Back

1974年、アルバム『Caribou』からリリースされた本作は、エルトン・ジョンの型破りな個性を存分に発揮したロックナンバー!

当時の彼の気性の荒さを自虐的に表現した歌詞と、サックスが印象的なロックンロールサウンドが特徴。US Billboard Hot 100で4位、UKシングルチャートで15位を記録しました。制作時には放送禁止を懸念する声もありましたが、その大胆な表現は多くのファンの心を掴み、エルトンの反骨精神を感じる人気曲となりました。

映画も彩る!主題歌・挿入歌・コラボ曲

映画音楽からデュエットまで、エルトン・ジョンの音楽は様々なメディアで輝きを放ってきました。彼の音楽性の幅広さを象徴する名曲の数々をご紹介します。

Circle of Life

1994年、ディズニー映画『ライオン・キング』のオープニング曲として世界中の人々の心を掴んだ感動作。

作曲家ハンス・ジマーとの共作で、アフリカの壮大な自然と生命の循環を描き出しています。アフリカのコーラスグループ「Lebo M.」による印象的なズールー語の歌い出しから、エルトン・ジョンの力強いヴォーカルへと展開する構成は、映画の世界観を見事に表現。アカデミー賞歌曲賞にノミネートされ、サウンドトラックアルバムは全世界で1,500万枚以上を売り上げました。子供から大人まで心に響く不朽の名曲!

Pinball Wizard

1975年、ロックオペラ『Tommy』の映画版のために録音された本作は、もともとザ・フーによって作られた楽曲のカバーですが、エルトン・ジョン流にアレンジされ、新たな魅力を引き出しました。

映画では派手なコスチュームと共に印象的なシーンを飾り、UKシングルチャートで7位を記録。オリジナルのロックサウンドをピアノの要素を加えて再構築し、カバーでありながら独自の世界観を確立していますね♪

Don't Go Breaking My Heart

1976年、女性シンガーのキキ・ディーとのデュエット曲として発表された本作は、エルトン・ジョンにとって記念すべきUKチャート初の1位シングルとなりました。

モータウンサウンドを彷彿とさせる軽快なリズムと、二人の掛け合いが絶妙なハーモニーを生み出しています。US Billboard Hot 100でも1位を獲得し、世界的なヒット曲に。「究極のデュエットソング」として現在も様々なアーティストによってカバーされ続けています。

(I'm Gonna) Love Me Again

2019年、自身の半生を描いた映画『ROCKETMAN』のエンディングソングとして、主演のタロン・エガートンとデュエットで歌われた楽曲です。

バーニー・トーピンとの50年以上にわたる音楽的パートナーシップへの感謝の想いが込められており、第92回アカデミー賞歌曲賞を受賞。映画のラストを飾るにふさわしい、自己肯定感に満ちた力強いメッセージと、華やかなサウンドが特徴です。若手俳優との世代を超えたコラボレーションが素晴らしいですね!

エルトン・ジョンの名曲紹介:まとめ

エルトン・ジョンの音楽は、時代や世代を超えて私たちの心を魅了し続けています。代表曲『Your Song』から近年の『(I'm Gonna) Love Me Again』まで、その音楽性は驚くほど多彩です。

心を打つバラード、口ずさみたくなるポップソング、体が動き出すロックナンバー、そして映画やコラボレーションまで。どの曲にも、エルトン・ジョンならではの魔法のような魅力が詰まっていましたよね!

ピアノの名手としての実力、特徴的な歌声、そして作詞家バーニー・トーピンとの黄金のパートナーシップ。これらが見事に調和し、唯一無二の音楽世界を作り上げているのです。

今回ご紹介した18曲は、彼の輝かしい音楽キャリアのほんの一部に過ぎません。まだ他の曲を聴いたことのない方は、ぜひこの機会にエルトン・ジョンの深掘りをしてみてはいかがでしょうか?

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