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ポップス

オススメは?ビヨンセの名盤TOP3とベストパフォーマンスなライブアルバム

「名盤TOP3・ベスト盤 Beyoncé 初心者必聴」と記載したアイキャッチ

「Who run the world?」その答えは、間違いなく"Beyoncé"でしょう。

28個のグラミー賞は、彼女の卓越した才能の証であり、それは氷山の一角に過ぎません。10代でデスティニーズ・チャイルドのリードボーカルとして世界的成功を収めた彼女は、ソロデビュー後、音楽の定義そのものを塗り替えたといっても過言ではありません。

ある日の深夜、予告なく投下された視覚的アルバム『BEYONCÉ』は音楽配信の常識を覆し、『Lemonade』では人種とジェンダーの対話を芸術へと昇華。2023年の『RENAISSANCE』に至るまで、彼女の創造性やアイデアは止まることを知りません

アフリカンアメリカンのルーツを誇りに、新世代のテクノロジーを駆使し、そして何より圧倒的なパフォーマンス力で、時代を創る文化的アイコンとして神格化されるまでに!
今回は、そんな比類なきアーティスト、ビヨンセの軌跡を辿る上で絶対に外せない名盤と、伝説的なライブパフォーマンスを収めたアルバムをご紹介します。

ビヨンセの名盤TOP3

Lemonade - 魂の叫びを芸術に昇華した衝撃作

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COLUMBIA RECORDS GROUP

2016年にリリースされた『Lemonade』は、ビヨンセの芸術性が最も際立つ傑作です。R&B、ロック、カントリー、ソウルまで、様々なジャンルの美味しいとこ取りをしながら、個人的な経験と社会的メッセージを見事に織り交ぜています。

"Formation"では黒人女性のエンパワーメントを力強く表現し、"Hold Up"ではジャマイカのダンスホールを取り入れた斬新なサウンドで魅了。"Daddy Lessons"ではカントリー調の楽曲に挑戦し、その多様性は音楽評論家たちを驚かせました。

特筆すべきは、アルバム全体を通して展開される視覚的ストーリーテリング。結婚生活の危機から赦し、そして愛の再生までを描く壮大な物語は、グラミー賞アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされ、2016年の音楽シーンを代表する作品!聴き応えバツグンの名盤。

BEYONCÉ - 常識を覆した革新的ビジュアルアルバム

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2013年12月13日、世界は寝耳に水の衝撃を受けました。予告なしでiTunesにドロップされた『BEYONCÉ』は、全14曲に加えて17本のミュージックビデオを収録した「ビジュアルアルバム」という新しい形式を確立。

"Drunk in Love"ではJay-Zとのコラボレーションで官能的なR&Bを展開し、"XO"では純粋な愛を歌い上げるポップチューンを披露。"***Flawless"では女性のエンパワーメントを力強く表現し、そのメッセージ性は世界中で大きな反響を呼びました。

このアルバムの革新的なリリース戦略は音楽業界に大きな影響を与え、以後「サプライズリリース」は主要アーティストの選択肢の一つとなりました。初週60万枚以上を売り上げ、ビヨンセの商業的成功と芸術的挑戦の両立を証明!

4 - R&Bの伝統と革新が融合した転換点

2011年リリースの『4』は、90年代R&Bへのオマージュと現代的なサウンドが見事に調和した意欲作♪アルバムタイトルには、彼女にとって特別な数字「4」(4日生まれ、結婚記念日は4月4日)への思いが込められています。

"Love on Top"では、キー変更を4回重ねる圧巻のボーカルテクニックを披露。"Run the World (Girls)"では、アフロビートとダンスミュージックを融合させた革新的なサウンドで、女性の生き方を力強く後押しするパワフルなスタイル。

制作には1年以上の時間をかけ、72曲もの候補曲から厳選された14曲を収録。商業的な成功よりも芸術性を追求した本作は、ビヨンセの音楽的成熟を示す重要な転換点としても貴重な作品です!

おすすめのライブアルバム

HOMECOMING: THE LIVE ALBUM - 黒人文化の誇りを示した歴史的公演

2019年にリリースされた『HOMECOMING』は、2018年のCoachella Valley Music and Arts Festivalでのパフォーマンスを収録した伝説的なライブアルバム。HBCUs(アメリカの歴史的黒人大学)のマーチングバンドをフィーチャーした壮大なアレンジと、40曲以上に及ぶセットリストは、まさに圧巻の一言です!

200人を超えるダンサーやミュージシャンとの共演も話題騒然となり、デスティニーズ・チャイルド時代の"Say My Name"からソロの代表曲"Formation"まで、キャリアを総括する選曲で観客を魅了。8か月に及ぶリハーサルを経て完成したステージは、その年のNetflix配信でも大きな話題となりました。

グラミー賞最優秀ミュージックフィルム賞を受賞し、Rolling Stone誌からは「21世紀最高のライブアルバム」との評価も。黒人文化の誇りと現代的なエンターテインメントの融合は、新たなライブパフォーマンスの基準を打ち立てました。

I Am…"ワールド・ツアー - グローバルスーパースターの本気度

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ソニーミュージックエンタテインメント

2010年リリースの『I Am…World Tour』は、ビヨンセの初の世界規模のソロツアーを記録した記念碑的作品。108公演、32か国を巡った壮大なツアーの熱気が、完全な形で収められています。

"Crazy in Love"や"Single Ladies"といったヒット曲の圧倒的なパフォーマンスはもちろん、"Ave Maria"のカバーでは類まれな歌唱力を披露。観客との一体感やバンドとのグルーヴ感などスタジアムアーティストとして最高レベルの仕上がりで、熱量もハンパないです!

本作はDVD/Blu-rayとの同時リリースで大きな商業的成功を収め、ビヨンセをグローバルなエンターテイメントアイコンとして確立。特に"Halo"のアコースティックバージョンは、多くのファンから「スタジオ版を超える感動」との声もあがっています。

デスティニーズ・チャイルド時代のベストアルバム

グローバルスーパースターとしてのビヨンセの原点とも言えるデスティニーズ・チャイルド時代。この時期の代表作を見逃すわけにはいきません。

#1's - R&Bの黄金時代を築いた伝説のヒットコレクション

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ソニーミュージックエンタテインメント

2005年にリリースされた『#1's』は、デスティニーズ・チャイルドの輝かしい軌跡を1枚に凝縮した決定版ベストアルバム。90年代後半から2000年代初頭にかけて、R&Bシーンを席巻した彼女たちの代表曲が贅沢に詰まっています。

"Say My Name"では革新的なハーモニーとダンスビートの融合で第43回グラミー賞最優秀R&Bパフォーマンス賞を獲得。"Independent Women Part I"は映画『チャーリーズ・エンジェル』の主題歌として11週連続ビルボードチャート1位を記録。"Survivor"では力強いメッセージと印象的なフックで、グループの代名詞的な楽曲となりました。

あらためて見ると、収録曲のプロデュース陣の豪華さにも驚きますね。Rodney Jerkins、Wyclef Jean、Jermaine Dupriなど、当時の(主にヒップホップ系)最高峰のプロデューサーたちが参加し、90年代R&Bの黄金期を象徴するサウンドを生み出しています!

"Check on It"からは、後のソロアーティストとしての活躍を予感させるクオリティの高さが感じられますし、2023年には、TikTokで90年代R&Bがトレンド入りした際にも再び注目を集めるなど、まだまだ現役感すら感じる楽曲群です。

初心者向けビヨンセ入門

ビヨンセの魅力とは?

もちろん、その圧倒的な歌唱力と表現力はビヨンセの最大の武器です。10代でデスティニーズ・チャイルドのリードボーカルとして頭角を現し、その後ソロアーティストとして常に進化を続けてきました。

最も注目すべきは彼女の多面性です。パワフルなダンスナンバーから繊細なバラード、実験的なR&B、そしてアフリカンビートまで、あらゆるジャンルを自在に歌いこなします。さらに、優れたダンサーとしても知られ、歌とダンスを完璧に両立させるパフォーマンスは「Queen B」(嬢王蜂)の異名にふさわしい圧巻のものです。

また、アーティストとしての表現に留まらず、プロデューサーやビジネスウーマンとしても成功を収めています。自身のブランド「IVY PARK」の展開や、映画『Black Is King』の製作など、音楽以外の分野でも革新的な試みを続けています。

ビヨンセのアルバムの選び方

ビヨンセの音楽を楽しむ際は、まず聴きたいジャンルや気分で選んでみるのがおすすめです。

  • ポップスとR&Bの王道を楽しみたい → 『I Am… Sasha Fierce』
  • アーティスティックな表現を堪能したい → 『Lemonade』
  • 最新!カントリーなビヨンセを味わいたい → 『Cowboy Carter』
  • じっくりと歌声を味わいたい → 『4』
  • 視覚的な体験も一緒に楽しみたい → 『BEYONCÉ』

ビヨンセのアルバム売上とその影響

ビヨンセの商業的成功は、音楽業界に大きな影響を与えています。ソロデビューアルバム『Dangerously in Love』から最新作『Cowboy Carter』まで、全てのスタジオアルバムがビルボード200の1位を獲得。世界累計売上は1億枚以上を記録し、現代のポップミュージックシーンを代表するアーティストとしての地位を確立。

特に2013年の『BEYONCÉ』は、予告なしのリリースという革新的な戦略で音楽業界に衝撃を与えました。以降、多くのアーティストがこの「サプライズリリース」を模倣し、音楽の配信方法に新たな選択肢を提示しました。

また、アルバムの売上以外でも、コンサートツアーでの興行収入は常に業界トップクラス。2018年のJay-Zとの共同ツアー「On the Run II」は、2億5,300万ドル以上の興行収入を記録。音楽配信時代においても、ライブエンターテインメントの価値を証明し続けています。

まとめ:初心者がビヨンセ聴くなら、この名盤から!

ここまでビヨンセの代表的なアルバムやライブ作品を紹介してきましたが、「どれから聴き始めればいいの?」という方も多いのではないでしょうか。そこで最後に、リスナーのタイプ別におすすめの入門作品を整理して終わります。

芸術性を追求したい方なら、『4』がベストな入門作になるでしょう。90年代R&Bの魅力と現代的なサウンドが絶妙にブレンドされており、ビヨンセの歌唱力を存分に堪能できます。特に"Love on Top"は、彼女の実力を一曲で理解できる最高の入門曲といえます。

ビジュアル面も含めて総合的に楽しみたい方には、『BEYONCÉ』をおすすめします。各曲に付属するミュージックビデオを通して、ビヨンセのパフォーマンス力や芸術性を余すことなく体感できます。

社会的メッセージや深い物語性に興味がある方は、『Lemonade』から始めるのが最適です。個人的な経験と社会的なテーマが見事に調和した本作は、アーティストとしての彼女の真髄に触れることができます。

そして、ライブパフォーマンスの魅力を知りたい方には、『HOMECOMING』が間違いないでしょう。スタジオアルバムとは一味違う、圧倒的なエネルギーと観客との一体感を体験できます。

最後に、デスティニーズ・チャイルド時代からの軌跡を辿りたい方は、『#1's』からスタートすることをおすすめします。ビヨンセの原点と進化の過程を理解する上で、必聴の一枚となるはず!

どの作品から始めても、きっとビヨンセの多彩な魅力の虜になること間違いなしなので、まずは上記でご紹介したアルバムをチェックしてみてくださいね♪

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