ポップス&バラードの名曲
ABBA – "Dancing Queen"
華やかなメロディーとサウンドが特徴。ディスコでありながらポップスとしても成功した一曲。
Elton John – "Rocket Man"
哀愁漂うメロディと歌詞が染みる!エルトン・ジョンの流れるようなピアノ演奏も必聴。
Simon & Garfunkel – "Bridge Over Troubled Water"
イントロからすでに壮大なバラード。アート・ガーファンクルだからこそ歌い上げることが出来るシンプルさも光る。
Billy Joel – "Piano Man"
日常の物語を語り、ピアノの旋律が美しいバラード。ビリー・ジョエルの代表作。
Carole King – "It's Too Late"
切ない別れをテーマにしたメロウなバラード。良い意味でヘタウマなキャロル・キングのボーカルが馴染む!
Barbra Streisand – "The Way We Were"
映画のテーマ曲としても有名。バーブラ・ストライサンドの芯のあるボーカルが光る。
Olivia Newton-John – "I Honestly Love You"
柔らかいボーカルとシンプルなメロディが、真摯な愛をストレートに表現!
John Denver – "Take Me Home, Country Roads"
田舎の風景と郷愁を描いたカントリー風のポップソング。もはやスタンダードとして日本人にも馴染み深い一曲。
The Carpenters – "We've Only Just Begun"
カレン・カーペンターの透明感あるボーカルがどこまでも美しい、ラブソングの定番。
Barry Manilow – "Copacabana (At the Copa)"
ラテンの雰囲気を醸し出しつつ、遊びゴコロに溢れたナイスアレンジ!
James Taylor – "You've Got a Friend"
心温まる友情のバラード。キャロル・キングの作曲で、ジェームス・テイラーの穏やかな歌声とギターアプローチが人の温もりを感じさせてくれる傑作。
Roberta Flack – "Killing Me Softly with His Song"
優雅でメロウなメロディラインと繊細なボーカルが魅力。今聴いても全く古さを感じさせないところも凄い...。
George Harrison – "My Sweet Lord"
ジョージ・ハリスンのソロキャリアにおける代表曲。スピリチュアルなメッセージと美しいメロディが融合し、彼の内面的な探求を反映した一曲です。
The Carpenters – "Yesterday Once More"
ノスタルジーをテーマにした一曲で、カレン・カーペンターのボーカルコントロールの素晴らしさが際立つ名曲。
Chicago – "25 or 6 to 4"
ホーンセクションとエレクトリックギターが見事に融合したダイナミックなサウンドが光る、シカゴの初期の代表曲!
Don McLean – "American Pie"
8分半にわたる壮大な物語を描いた名曲。アメリカの音楽史に対するノスタルジーが歌われています。
Harry Nilsson – "Without You"
切ない別れを歌ったバラード。ニルソンの豊かなダイナミズムと声量が圧巻です。
Simon & Garfunkel – "The Boxer"
孤独や困難をテーマにした歌詞と、静かに力強く展開していく楽曲構成が背中を押してくれるような頼もしさを感じる。
Rod Stewart – "Maggie May"
1971年にリリースされたロッド・スチュワートの代表曲。フォークの要素を取り入れたキャッチーなメロディと、年上の女性との恋愛を描いたストーリー性豊かな歌詞。スチュワートのハスキーボイスがかっこいい!
Eagles – "Hotel California"
自由と孤独をテーマにした深いメッセージが込められた、イーグルスの代表作!
魅力がいっぱい!70年代の洋楽ヒット曲
1970年代の音楽シーンの特徴
1970年代は、音楽史において多様性と革新が爆発した時代です。この時期は、ジャンルの垣根を越えて新たなサウンドが生まれ、多くの人々に感動を与えました。
ロックはエレクトリックギターの躍動感とともに進化を続け、プログレッシブ・ロックやハードロックが登場する一方、ディスコはダンスフロアを熱狂させ、音楽が身体全体で楽しむものへと変わりました。また、ソウルやR&Bは黒人文化の力強い表現として進化し、感情を込めた歌声でリスナーを揺さぶったのです。
そしてこの時代の音楽シーンに強く影響を与えたのは、時代背景でもあります。1970年代は、ベトナム戦争の終結、市民権運動の余波、そして冷戦下の緊張など、社会的な不安や希望が交錯する時期でした。音楽はそうした感情を代弁し、自由や反抗、愛や平和といったメッセージを多くの楽曲が伝えました。ジャンルの垣根を超えて人々をつなぐ音楽が、この時代の特徴であり、魅力なのです。
1970年代の代表的なアーティストたち
1970年代はまた、音楽史に残る伝説的なアーティストが次々と登場し、その名を永遠に刻みました。The Beatlesが解散したことで、ポール・マッカートニーとジョン・レノンはそれぞれソロ活動に移行しました。マッカートニーはWingsとして、レノンは個人の自由と平和をテーマにした名曲「Imagine」で世界に新たな影響を与えました。彼らの音楽は、ビートルズの余韻を保ちながらも、個々のアーティストとして新しい道を切り拓いていきました。
一方で、デヴィッド・ボウイは、そのカメレオンのようなスタイルチェンジと実験的な音楽で、時代を超えたアーティストとして君臨しました。彼の「ジギー・スターダスト」時代のロックアイコンとしての姿勢は、多くのミュージシャンに影響を与え続けています。そして、エルトン・ジョンは、華やかなピアノプレイとドラマチックな歌詞で大衆を魅了し、「ロケットマン」などのヒット曲を生み出しました。
また、クイーンは、ボーカリストのフレディ・マーキュリーが持つ圧倒的なカリスマ性と、複雑で力強いサウンドでロックの新しい可能性を開きました。彼らの代表曲「ボヘミアン・ラプソディ」は、1970年代の音楽の多様性と創造性を象徴する楽曲として、今なお世界中で愛されています。
1970年代はアナログの全盛期ながら、まさにジャンルを超えたアーティストたちが音楽の世界を大規模に革新した時代でした。
まとめ|1970年代の洋楽ヒット曲で蘇るあの時代
時代を超えて愛され続ける1970年代の洋楽ヒット曲。それは一つの時代のタイムカプセルとも言えるでしょう。
レコードの溝を指でなぞりながら、お気に入りの一曲を探した記憶はありませんか?
あるいは、カセットテープにラジオから流れる曲を必死に録音した思い出は?
もしかしたら、あなたは70年代をリアルタイムで経験していないかもしれませんが、音楽はその時代を生きた人々だけのものではありません。今なお多くの若いアーティストたちが、この時代の音楽からインスピレーションを得ています。ビンテージファッションの流行と共に、70年代の音楽も新たな輝きを放っているのです。